親子で楽しむ水郷佐原の秋の大祭

今年も秋祭りの季節が近づいてきましたね。
今年も秋祭りをご案内してまいります!

千葉県香取市。伊能忠敬の出身地で水郷として観光にも人気がある街です♪
川越同様、佐原でも秋の収穫時期に大規模なお祭りが開催されます!
こちらも「ユネスコ無形文化遺産」に登録された「山車曳き廻し」も見れる大祭です。

<概要>

親子で楽しむ佐原秋祭り

諏訪神社の祭礼である秋祭りは、新宿地区を14台の山車が曳き廻され、あちこちで勇壮にして華やかな曲曳き「のの字廻し」などが披露されます。

平成30年10月12日(金曜日)から10月14日(日曜日)
午前10時から午後10時まで曳き廻しが行われます。

【スケジュール】

親子で楽しむ佐原の大祭
image by 佐原の大祭秋祭りチラシ

関東三大山車祭りの一つと称され、約300年の伝統を有する。

日本三大囃子「佐原囃子」の音を町中に響かせながら、小江戸と呼ばれる町並み(国選定 伝統的建造物群保存地区)の中を家々の軒先をかすめながら進むさまは風情たっぷりで、江戸時代の情景を彷彿とさせる。
自慢の山車は、総欅造りの本体に関東彫りの重厚な彫刻が飾り付けられ、上部には江戸・明治期の名人人形師によって制作された高さ4mにも及ぶ大人形などが飾られている。
諏訪神社秋祭りである10月の秋祭りは、小野川の西側一帯(新宿地区)を14台の山車が曳き廻される。

のの字廻し

山車に向かって左前の車輪を軸として、筆で『の』の字を書くように後輪を担ぎ上げるようにして数回転させるもので、力の集中配分がくずれると、山車は方向性を失ってしまいます。この軸をずらさず回転させることが上手とされています。また、回転は、ゆっくりゆっくりと回転させ、かつ山車の停止は恥とされています。

親子で楽しむ佐原秋祭り



(観光)

佐原

水運を利用して「江戸優り(えどまさり)」といわれるほど栄えていた佐原。人々は、江戸の文化を取り入れ、更にそれを独自の文化に昇華していました。その面影を残す町並みが小野川沿岸や香取街道に今でも残っています。このような歴史景観をよく残し、またそれを活かしたまちづくりに取り組んでいることが認められ、平成8年12月、関東で初めて「重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建)に選定されました。佐原の「重伝建」は昔からの家業を引き継いで今も営業を続けている商家が多く、「生きている町並み」として評価されています。

親子でお出かけ佐原ライン下り

伊能忠敬の旧宅

江戸時代、日本国中を測量してまわり、初めて実測による日本地図を完成させた人です。
忠敬は、延享2年(1745年)現在の千葉県九十九里町で生まれ、横芝光町で青年時代を過ごし、17歳で伊能家当主となり、佐原で家業のほか村のため名主や村方後見として活躍します。
その後、家督を譲り隠居して勘解由と名乗り50歳で江戸に出て、55歳(寛政12年、1800年)から71歳(文化13年、1816年)まで10回にわたり測量を行いました。その結果完成した地図は、極めて精度の高いもので、ヨーロッパにおいて高く評価され、明治以降国内の基本図の一翼を担いました。

伊能家は、代々名主を務める家柄で佐原でも最も有力な商人でした。
忠敬は、17歳で伊能家10代目当主として婿養子で迎えられます。家業は主に酒造業を営んでおり、当時の屋敷絵図には、酒蔵がいくつも並び盛んであったことがわかります。
現在は、店舗・正門・書院・土蔵が国指定史跡(昭和5年4月25日指定)に指定されています。
また旧宅敷地内には、江戸時代につくられた農業用水路の一部が残っています。かつてここを流れた水が小野川に流れ落ちジャージャーと音がしたことから、樋橋のことを通称ジャージャー橋と呼ばれています。現在は、当時の様子を復元して、30分ごとに水が流れるようになっています。
佐原に行く途中には、成田山新勝寺や香取神宮などがありますので、そちらに寄りながら訪れてみても良いかもしれませんね♡
さあ、10月は佐原に行くか、それとも他の秋祭りに行くか❢❢
親子で楽しく秋祭りに行ってみよう🙌

こちらから、ホームページに行けますよ。
親子で楽しむ佐原の秋祭り
(画像:香取市ホームページより)

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